アーロンチェアを買って後悔する人の特徴

アーロンチェアを購入して後悔する人がいることをご存知でしょうか？

オフィスチェアは体に直接触れるものなので、合う合わないの差が激しい製品です。

安価なチェアであれば失敗しても諦めがつくかもしれません。

しかし1脚20万円を超えるアーロンチェアで失敗すると、大きく後悔してしまいます。

ここではアーロンチェアを買って後悔する人の特徴や、後悔しないための選び方について説明します。

アーロンチェアを購入するか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

アーロンチェアを買うと後悔する人の特徴

アーロンチェアを購入すると公開しやすい人は、次の特徴に当てはまります。

• ソファーのようなくつろぎを求める人
• 試座やアドバイスを受けずに購入する人
• 金銭的な問題で廉価モデルを選択する人
• 価格が理由でアーロンチェアを欲しい人

ソファーのようなくつろぎを求める人

アーロンチェアは、デスクワーク向けに開発されたワークチェアに分類されます。

ワークチェアの強みは、正しい着座姿勢を維持しデスクワークにおける疲労の蓄積を抑制すること。

一部のワークチェアには、快適装備として180°近くリクライニングするものや、ヘッドレストやオットマンが搭載されているものもあります。

しかし、アーロンチェアはくつろぐためのおまけ装備を廃したワーキングに特化したチェアです。

リクライニングは45°程しか倒れず、ヘッドレストやオットマンのオプションは存在しません。

なのでソファーのように、

• 仮眠を取る
• あぐらや正座など崩した座り方

を求めている人がアーロンチェアを購入すると絶対に後悔します。

アーロンチェアを導入するなら、くつろぐためのチェアを別途用意するぐらいの割り切りが必要です。

試座やアドバイスを受けずに購入する人

後悔しない最も有効な方法は、正規店および正規代理店で試座をすること。

各種サイズやグレードの展示品を揃えているので、飽きるまで試せます。

正規店や正規代理店には、アーロンチェアに詳しいアドバイザーがいる点もおすすめする理由のひとつ。

具体的な選び方についてマンツーマンで教えてもらえるため、サイズやモデルで後悔することはなくなります。

とはいえ、近くに試座できるお店がない人もいるはずです。

そういった場合、アドバイスを受けられる正規店や正規代理店に連絡を取ると良いでしょう。

たとえば庄文堂ネクストでは、おすすめのモデルや選び方について相談に乗ってくれます。

相談は無料なので、購入する気持ちがあるなら問い合わせをしてみましょう。

金銭的な問題で廉価モデルを選択する人

アーロンチェアは高価な買い物となるため、たったひとつの選択ミスが後悔に繋がります。

その中でもありがちなミスは、予算が足りないことを理由に廉価モデルを購入すること。

廉価モデルを絶対に買ってはいけない！ということではなく、用途にあったモデルを買うべきだということです。

たとえば廉価モデルだと、アームレストの高さを調整できません。

またポスチャーフィットも仙骨サポートが省略されています。

さらに前傾モードもありません。

調整しろがほとんどないため、自身にピッタリの着座姿勢に合わせられないということです。

厳しいことを言うようですが、万人向けはフル装備のアーロンチェア。

柔らかめのアームパッドを好むなら、牛本皮タイプを選択してください。

アーロンチェアを購入する際は、予算には目をつぶり体に合うモデルを選びましょう。

価格が理由でアーロンチェアを欲しい人

「高いチェアを選んでおけば間違いないだろう」

このように考えてアーロンチェアを購入すると、高確率で後悔しますよ。

たしかに高いチェアほど調整機能が豊富だったり、材質にこだわっていたりと、性能が高いことは間違いありません。

見た目もスタイリッシュでかっこいいのでインテリアとしても見栄えが良いでしょう。

チェア選びで大切なのは、自分のワークスタイルと一致しているかどうかです。

• 1日どれくらいチェアに座るのか
• メインはタイピング？書き仕事？
• 立ったり座ったりする頻度は？

など、人によってチェアの利用方法は様々。

よくあるレビューではアーロンチェアは万能と囁かれていますが、ワークスタイル次第では合わない人もいます。

なので価格が理由で購入する人は、後で相性が悪いと言って後悔すると断言してもいいでしょう。

モデル別おすすめする人、しない人一覧

アーロンチェア・ライト

アーロンチェア・ライトは2022年9月30日に廃盤となりました。

おすすめする人	おすすめしない人
アームレストはつかわない 前傾機能も不要 調整しなくてもフィットする オフィス用に大量購入したい	取扱店舗が少ない アームレストは必ず欲しい パソコンも書き仕事もする

アーロンチェアライトは、アーロンチェアからいくつかの機能を省いた廉価モデルです。

特徴として、

• 唯一のアームレストなしモデル
• アームレストありモデルは上下調整不可
• 前傾機能はなし
• 背中を支えるポスチャーフィットは仙骨サポートを省略

といった具合に、機能を省略した分だけフル装備よりも安く販売されています。

アーロンチェア・ライト最大の特徴がアームレストなしを選択できること。

たとえばアーロンチェアに座ってギターなどの楽器を演奏したい人は、ライトのアームレストなしが最適です。

また机上に腕を置くのが好きな人も、アームレストなしのほうが快適に作業できます。

一方、固定アームレスト付きのモデルはおすすめしません。

アームレストの高さは、人それぞれで最適解が違うためです。

なのであまり人気がなく、購入後に後悔する人も多いモデルでもあります。

アーロンチェア・フル装備

画像をクリックして現在の価格をチェック！

サンプル画像	特徴	価格
	グラファイトカラー	249,700円
	カーボンカラー	267,300円
	ミネラルカラー	269,500円
	オニキスカラー	286,000円

おすすめする人	おすすめしない人
ほとんどの人におすすめ	ビニルパッドの硬さが合わない場合がある 賃貸などフローリングに傷をつけたくない人

アーロンチェアフル装備は、アーロンチェアにおいて基本となるモデルです。

• 体格に合わせられる上下可動式のアームレスト
• 好みに合わせて前後左右に稼働するアームパッド
• 疲れにくい姿勢をサポートするポスチャーフィット
• 書き仕事を楽にする前傾チルト機能

理想の着座姿勢を実現するための調整機能が全て揃っています。

カラーバリエーションは4種類あり、部屋の雰囲気に合うカラーを選べるのも嬉しい点。

カラーへのこだわりがない人は、最も価格が安いグラファイトがベストです。

フローリング直置きならウレタンキャスターを選ぶべし

アーロンチェアに付属するナイロン製のホイール(通称BBキャスター)。

フローリングに直置きで使用していると、キャスター傷で床がボロボロになります。

総重量約25kgと重量級なのも相まって、フローリングへのダメージが大きくなりがち。

対処方法として、カーペットやチェアマットの設置がベスト。

どうしてもフローロング直置きを希望するなら、ウレタン製のホイール(通称DC1キャスター)を選択しましょう。

DC1キャスターはBBキャスターと比較して柔らかい素材で製造されています。

そのためフローリングへのダメージを最小限に抑えることが可能です。

肘置きパッドは柔らかめが好みの人は本牛革を選ぶべし

アーロンチェアの肘掛けに使用されているアームパッドはビニル製です。

さわり心地は硬めに設定されています。

体重のある男性だと肘にかかる負担が大きく、硬いビニル製パッドだと肘が痛くなることも。

体重70kgの管理人では、1時間ほど座り続けていると肘が痛くなります。

痛くなりやすい体重の基準はありませんが、肘が痛くなった経験がある人は牛本皮製パッドを選びましょう。

アーロンチェア・フル装備(牛本皮)

サンプル画像	特徴	価格
	グラファイトカラー 【DC1キャスター】 【ポリッシュドアルミベース】 【レザー(牛本皮)】	320,100円
	カーボンカラー 【DC1キャスター】 【ポリッシュドアルミベース】 【レザー(牛本皮)】	328,900円
	オニキスカラー 【ポリッシュドアルミベース】 【レザー(牛本皮)】	332,200円
	ミネラルカラー 【DC1キャスター】 【ポリッシュドアルミベース】 【レザー(牛本皮)】	339,900円

おすすめする人	おすすめしない人
より快適性を求める人 インテリアとして高級感を求める人 リセールバリューが高いチェアが欲しい人	特になし

アーロンチェア・フル装備(牛本皮)は、基本のアーロンチェアにオプションを追加したモデル。

具体的な追加オプションは以下の通り。

• 肌当たりの優しい牛本皮製アームパッド
• 金属部は鏡面磨きのアルミニウム合金
• 床を傷つけにくいウレタンキャスター

快適性と高級感を向上させた最上級モデルです。

通常のアーロンチェアと比べて、高級感は段違い。

インテリアにこだわりがある人でも納得のデザインです。

また柔らかめの牛本皮アームパッドを希望するなら、こちらのモデルから選ぶことになります。

30万円超えの価格ですが、それ以上の価値を感じさせてくれるキング・オブ・チェアです。

アーロンチェアで後悔したくないなら妥協は絶対にダメ

アーロンチェア購入で後悔したくないなら、妥協をしてはいけません。

特に大切なのは次の2点。

• 試座もしくはできないなら正規店でアドバイスをもらうこと
• 金銭的な理由で欲しいモデル以外を購入すること

試座もしくは正規店からアドバイスを貰うこと

初めてアーロンチェアを購入するなら、試座もしくは正規店のアドバイザーからアドバイスを貰ってください。

「お店に行ったり、連絡するのは恥ずかしいからネットの情報を参考に買ってみよう」

これは後悔する人の特徴です。

アーロンチェアは多くの人がお試しで購入できる価格帯ではありません。

しっかりと情報を集め、体感し、アドバイスを受けたうえで購入すれば、後悔することはなくなります。

試座をしてみたい人は、アーロンチェア試座できる正規代理店一覧をご覧ください。

近くに試座できるお店がない場合は、正規代理店の庄文堂ネクストからアドバイスを受けましょう。

庄文堂ネクスト公式：≫お問い合わせを頂くにあたって｜庄文堂ネクスト

多少予算オーバーでも欲しいモデルを購入したほうが幸せになれる

アーロンチェアは1〜2年で壊れるような代物ではありません。

さらに12年保証があるうちは、通常使用の範囲なら無償で修理してもらえます。

永く使うことになるチェアなので、希望するモデルを購入したほうが納得感が高く後悔もしません。

初期費用は高いかもしれませんが、妥協して後悔するよりはよっぽどマシだと思います。

別に安いモデルがダメというわけでなく、100％納得できる買い物をしましょうということです。

なので面倒でも試座やアドバイスを受け、欲しいモデルを妥協せずに買うことをおすすめします。